理事長挨拶・法人理念
ごあいさつ
社会福祉法人カシオペア障連 理事長 佐藤慶之
【はじめに】
カシオペア障連は、任意団体として平成15年7月12日に発足しています。障がい当事者が相互に交流し親睦を深めることで地域での暮らしに安心をもたらすことを願い出発しました。
当時のカシオペア地域5市町村の「障がい」当事者団体は、身体・視覚の各障がい者団体、手をつなぐ育成会などの知的障がい者団体、精神障がいに係る親の会や家族会などの団体が18団体あり、会員数およそ800人を超えていました。その後、22団体となり、NPO法人(平成17年法人格取得)の会員数は、およそ1000人を超えるまでになりました。
「障がい」の種別を超えて活動することを趣旨とし、障がい当事者団体が集結して発会したのが、この「カシオペア障連」であります。「カシオペア連邦障害者団体連絡協議会」、この長~い名前が、発会当時の名称でした。
カシオペア障連は、「障がい」を出発点として、「障がい」のあるなしに関わらず、日常の暮らしの中で、生活のしづらさや、社会との障壁を抱えている方々の寄り添える相談者として活動してきた団体です。
【自己紹介と誓い】
理事長の佐藤慶之と申します。一人ひとりが大事にされ、一人ひとりの自己実現に向けた福祉社会の実現を目指し、誠実に、職責を果たしていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
私は、何を願い、何を誓って仕事をしてきたのか。
法人理念「一人ひとりの願いを実現するために活動します」は、法人事業開始当初から同じ思いをもって活動してくれた職員たちの言葉から生まれたものでした。
私の願いは、一人ひとりが価値ある個人として尊重され、その尊厳が大事にされること。そして自己実現。将来に渡って幸せの種が創造され、自己実現に向け心が喜びで充満されることだと考えています。
「障がい」に係る当事者個人の不安や困ったこと、大切にしたい「願い」や「希望」、個人として尊重されること。「個」のニーズが、埋没することなく、地域の課題として位置づけられ、地域で取り組んでいく、という“しくみづくり”。そして、個に応じたサービス事業の提供を役職員とともに担っていきたい。
関係する皆さま方からご指導ご鞭撻をいただきながら、精いっぱい努めてまいります。これからもよろしくお願いいたします。
※ 平成17年6月9日付NPO法人格取得。
平成21年度4月「NPO法人カシオペア障連」名称変更。
平成29年3月25日付「社会福祉法人カシオペア障連」:社会福祉法人格取得。