岩手県二戸市にあります《社会福祉法人　カシオペア障連》は、誰もが住みやすい「街」づくりを目指し、障がい当事者支援への取組みをしております。

　令和6年7月6日（土）、一戸地区センター体育館において障がい者スポーツ交流会を行いました。

　二戸地域基幹相談支援センターでは、平成28年度から高次脳機能障がい家族会を行っております。多くの方に参加いただきたいという思いから対象を広げ、スポーツを通して交流やリフレッシュを図る行事を開催し、これまでカローリング、卓球バレー、ボッチャなどの競技を行ってきました。

　一戸町スポーツ推進委員協議会の後援をいただきながら、今回は“ディスゲッター”と“シャッフルボード”を行いました。二戸圏域の障がい福祉サービスを利用している方だけでなく、障がいを持ちながら地域の企業等で一般就労している方にも加わっていただき、チームに分かれて対戦しました。

　ディスゲッターは、スポーツ番組でよく見かけるストラックアウトのボールを専用のフリスビーに変えてパネルを落とす競技で、シャッフルボードはマット上のディスクを棒（キュー）で滑らせて、枠（ダイアグラム）に入れる競技です。どちらも点数を足し、合計点が高い方が勝ちとなります。力加減が難しく、予想外の方向に行ってしまうこともありますが、能力差に関係なく気軽に楽しめるスポーツでした。

　今後も皆さんと一緒に楽しめる様々な企画を行っていきたいと考えております。次回は10月頃を予定しております。興味のある方、爽やかな汗を流したい方はぜひ参加いただければと思います。